2011-01-01から1年間の記事一覧

四川料理 天府舫(テンフファン)のまかない料理1

普段は麺が多いのですが、何シェフはよくまかない料理を作ります。これは12/13の夜。ハツやピーマン、にんにくなどを集めて炒めたもの。●四川料理 天府舫(テンフファン)ホームページ●四川料理 天府舫(テンフファン)ご予約フォーム ●食べログ●グルナビ

四川風「鶏肉とカシューナッツの炒め物」

四川料理は辛いものですが、四川で食べられるすべての料理が辛いわけではありません。 辛い物好きな四川の人は、普通の中華料理にも花椒を用いることが多いですが、ほんの隠し味レベルに過ぎません。 同じように天府舫の料理もすべてが辛いわけではありませ…

四川料理 天府舫(テンフファン)で満腹なランチを!

このところ気温が一気に冷え込んできて、天府舫のランチにも変化が出てきました。 開店以来ランチのお客様は、定食やチャーハンのご注文が多かったのですが、師走に入ってから麺類が人気急上昇中です。 この機に、ぜひ絶品麺料理の味を知ってもらえればうれ…

四川料理 天府舫(テンフファン)2011-12年末年始の営業のご案内

7月にオープンしてから早いもので5か月。もうすぐ2011年も終わろうとしています。 誠に勝手ながら、四川料理 天府舫は12月30日(金)〜1月3日の5日間年末年始の休業日をいただくことになりました。よろしくお願いします。 なお、12月21日(水)のディナータイム…

トマトと玉子の炒め物

四川料理 天府舫(テンフファン)のおすすめ料理は、トマトと玉子の炒め物です。 火が通り過ぎず、やわらかすぎず絶妙な加減で炒められたトマトの醸し出す甘みと酸味。玉子のなめらかさが調和し、地味ですが最高に美味です。 トマトの栄養素である抗酸化物質…

四川名物 豚肉の甘辛炒め

四川料理 天府舫(テンフファン)の人気料理に「豚肉の甘辛炒め」があります。細切の豚肉とたけのこを炒めた料理で、見た目はピーマンなしのチンジャオロースといった感じなのですが、味付けがじつに特徴的です。 甘辛といいながら、激辛ではないにせよ、じ…

四川の酢豚はここが違う

日本には中華料理店が大変多く、日本人のみなさんは中華料理のことをよくご存知です。 ところが広い中国のこと、各地では微妙にレシピの異なる料理が作られるケースもあります。 たとえば、四川の酢豚は、豚肉をそのまま素揚げにするのではなく、肉団子にし…

四川料理 天府舫(テンフファン)の忘年会・新年会コースと下見プラン

街の気温が一気に下がり、師走の足音が聞こえています。 天府舫も忘年会・新年会に向けて、2時間飲み放題付のお得なプランをご用意することにしました。 通常のコースでも可能ですが、今回の目玉は大サービスの2980円コース! さらに、3980円、4980円の豪華…

四川の激辛料理・海老の唐辛子炒め

今日四川料理の代名詞とまでなった海老チリソースは、日本で陳建民さんが開発したものです。一般に四川料理の「乾焼蝦仁」(カンシャオシャーレン/海老の豆板炒め)をベースにしたものといわれています。陳さんはお店の支店網を築くにとどまらず、後進の育成…

四川の激辛料理・辣子鶏(ラーズージー)

四川料理 天府舫(テンフファン)は新宿駅から8分の距離ですが、じつはJR大久保駅からも新大久保駅からも歩いて約5分の立地です。このエリアには韓国・朝鮮料理、焼肉店、唐辛子料理専門店などが密集し、近くには有名な辛いラーメンのお店もあります。間違い…

コーンと松の実の炒め物

辛くないメニューのご紹介が続きます。 今回はコーンと松の実の炒め物。 彩りに賽の目に切ったニンジンとグリーンピースを加えていますが、ミックスベジタブルではありません。 コーンと松の実の、それぞれ異なる歯ごたえと甘みを持つ食材が炒めることで一体…

四川料理 天府舫(テンフファン)の夜の晩酌セット

仕事帰りにちょっといっぱいだけ飲んで、早めに帰宅してくつろぎたいというお客様向けのセットをご案内します。 ずばり「晩酌セット」! 生ビールと前菜と点心のセットで、900円。 生ビールが苦手なお客さまは、サワーや焼酎、5年ものの紹興酒も可能です。 …

四川料理 天府舫(テンフファン)のコース

3名さまから承っています。お一人様2500円と3300円の2種あります。四川の代表的な料理を中心に中華料理の人気メニューをバランスよく加えたお得なコースです。ご予算に応じた特別メニューや辛いものが苦手なお客様、特に辛いものをご希望のかたや食材の好み…

四川料理 天府舫(テンフファン)の前菜から

当店は辛い料理を売りにしていますが、それ以外にもおすすめ料理はあります。 今回おすすめするのはホッキ貝とアスパラの和え物。 北寄貝は日本料理や寿司でよく使われますが、中国でも人気のある食材です。 しっかりした歯ごたえと、うまみがあり、アスパラ…

新宿でおいしいお酒と四川料理を!

中国でよく飲まれるお酒は、五穀を使った薫り高き名酒・五糧酒に代表される白酒ですが、日本のみなさまは中華料理といえば紹興酒とお思いになっています。 そんなわけで四川料理 天府舫(テンフファン)にもリーズナブルな5年ものから、まろやかに熟成された…

四川料理 天府舫(テンフファン)の手作り餃子(ギョウザ)

これまで日本でよく知られている四川料理と本場の四川料理の違いについて何度か紹介しました。 日本の中華料理と中国の料理の違いはそれだけではありません。四川に限らず中国全土でよく食べられる料理といえば、餃子がよく知られています。 その餃子、日本…

四川料理 天府舫(テンフファン)のランチ

四川料理 天府舫(テンフファン)の定食は日替わりスープ、サラダ、デザートつき。AからCまでそれぞれ数種の3タイプのローテーションメニュー。 麺類は半チャーハン付。 麺やご飯の大盛りが無料の上に、ごはんのおかわり自由。水餃子と煮卵(個数限定)食べ放…

四川省といえばパンダ

1972年の日中国交回復で、中国からジャイアントパンダ、ランランとカンカンが上野動物園に贈られました。中国の85%以上のパンダは四川省にいるので、「パンダの故郷」とも呼ばれます。ジャイアントパンダは漢字で書くと「熊猫」と表記します。パンダは竹食…

古の蜀の都 成都(四川省)

四川省の省府(日本で言う県庁所在地)成都は、政治、経済、金融、交通、貿易の中心地です。2300年以上の歴史を持つ成都は、三国時代の蜀(しょく)の都であると同時に、豊富な食文化を持つ食の都としても知られています。多くの観光客を魅了しています。経済的…

中国・四川省の世界遺産

四川省は6つの世界遺産(自然遺産と文化遺産)があることが、中国や世界中で知られ、日本からも毎年大勢の観光客が訪れています。カルスト地形の独特の景観を持つ九寨溝(きゅうさいこう・1992年、自然遺産)と黄龍風景区(こうりゅうふうけいく・92年、自然遺産)…

四川省の地理・気候

北西は青海省、北は甘粛省及び陝西省、東は重慶、南は貴州省及び雲南省、西はチベット自治区と接する土地です。全土が亜熱帯地域に属しますが、複雑な地形と夏風の影響で、東西の気候は大きく異なります。東の盆地は亜熱帯気候で、高温多湿。四季の変化に富…

四川料理 天府舫(テンフファン)の担担麺が紹介されました!

タンタンメンマニアに有名なホームページに「So Tasty 担々麺」というサイトがあります。 こちらに当店が新規掲載されました。 このサイトの管理人さんはなんと東京近辺の1500店以上のお店で担担麺を食べ続けているという、つわもの中のつわものですから、評…

四川名物料理 麻辣火鍋

四川の人は、鍋料理が好きですが、特に「麻辣火鍋」を好みます。もともとはかつて四川に属した重慶発祥の料理。四川の家庭には専用のお鍋と豊富な香辛料が常備されるほどで、スープで肉、魚介、野菜を煮て、ラー油などのたれで食べます。近年日本でも四川の…

四川の名酒・五糧液酒(白酒)

日本ではいわゆる老酒(ラオチュー)など黄酒が中国の代表的なお酒と思われていますが、中国では米や高粱から作られた白酒のほうが好まれます。白酒は日本では白乾児(パイカル)の名前でも知られています。北京のものと四川産が代表的なもので、米の産地である…

四川料理の華 豆瓣醬(豆板醤/トウバンジャン)

空豆に大豆、米、大豆油、ごま油、塩などを加えて作られる中国の味噌。もともとは唐辛子を加えないものが主流でしたが、二百数十年前に四川で唐辛子を加えた豆瓣辣醬(トウバンラージャン)がつくられるとそちらが主流となり、今日では豆板醤といえば唐辛子入…

四川料理の要 辣油(ラー油)

日本では唐辛子メインにごま油で抽出し薬味は使われませんが、中国ではすりゴマ、花椒、辣椒などの薬味に熱した油を注いで作られます。時間差で来る辛味と痺れが特徴で薫り高い調味料です。花椒の痺れや香りは揮発性のため日持ちしませんので、四川料理 天府…

四川料理の魂 辣椒(ラージャオ)

唐辛子は南米原産の香辛料で大航海時代以降、胡椒に代わり世界各地に広まりました。タイ料理や韓国料理だけでなく、ヨーロッパの国々でも広く使われ、レッドペッパーとも呼ばれます。日本でもおなじみの和食にも欠かせない香辛料です。生産地によって辛さの…

青椒肉絲(チンジャオロース)

青椒肉絲の起源は豚肉を調理した福建料理ともいわれますが、現在では四川の代表的な料理です。一般の中華料理店では広東風の甘い味付けがスタンダードですが、四川の味は意外に知られていません。日本や北米の中華料理店では牛肉を用いますが、青椒牛肉絲と…

四川料理の魂 花椒(ホアジャオ)

東アジア原産。中国では黒竜江省から広西チワン族自治区まで広く分布し、四川省などで広く作られています。痺れる感覚は日本の山椒とよく似ていますが、四川のものは強烈な痺れに加えて、独特の芳香を特徴としています。華北山椒が正式の呼称ですが、実が熟…

棒棒鶏(バンバンジー)

茹でたり蒸した鶏を使った冷製の料理であることは日本でも中国でも変わりありませんが、四川では日本で多用されるゴマのペーストを用いず、ラー油などのタレを絡めた辛い料理です。辛さと同時に肉のうまみも楽しめる一品です。名前の由来は精肉の解体技術が…